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私的鑑賞Marc Chagall シャガール展(宮城県美術館) [みる]

旅行記のあいまですが,デジカメを父が旅行に持って行ってしまい,
デジカメケースに旅行の写真をとったSDカードを入れていたため
写真が出せない状況なので・・・

H25.10.6に出向いたシャガール展について転記。(別サイト日記から)

http://m-chagall.com/

ドイツ・フランス旅行の前に行きたかったけど、どうにも時間が取れず、帰国後の週末ようやく出向きました。
IMG_8738.jpg


前日の新聞に三万人達成が載ってたので、けっこう混んでるんだろうな~と思い、
朝イチに行くか迷ってましたが、昼狙いでクルマで来てみました。
最近はクルマで来ると遠い駐車場に止めさせられることが続いていましたが、
上手い具合に美術館の駐車場に止められてラッキー!

ところで、私。
シャガールあんまり好きではありませんでした。
子供のころに見たシャガールが青い顔の二人組が空を横切る絵画で(まさにシャガールなんですが)、
その絵は子供の私には、幽霊的に思えて、こわいとか気持ち悪い対象になってしまっていました。
表情も暗くてとてもしあわせなカップルには思えませんでした。
死神に連れて行かれるようなイメージでした。

だからずっとシャガールは観にいってませんでした。

でも今回は、ドイツ・フランス旅行で、
ランスのノートルダム大聖堂にあるステンドグラスと、
パリオペラ座の天井画を観る予定があっての、
その下絵がある展覧会だったので、運命的&義務的に『観なくちゃね!』[目]て感じで
前売り券を買ってました。

ちなみに旅行では、ランスのステンドグラスは観られましたが、
オペラ座はバレエのリハに当たってしまい、天井画は観られませんでした[もうやだ~(悲しい顔)]

はてさて,私。
旅行行っても,このシャガール展に出向くまでシャガールをフランス人だと思ってました。
名前もおフランスっぽくないですか?
生まれは帝政ロシアのしかも東欧系ユダヤ人だったのでした。
ランスでカトリック教会のステンドグラスをつくってるくらいですから、
生粋のキリスト教徒だと思い込んで疑っていませんでした。
そして今回の展覧会を観て、多作だなぁと思っていたら、
イケメン学芸員さんがギャラリートックで教えてくれたのですが,
97歳まで生きていて多作なことで知られているそうです。
同じ主題の作品も多いので、実際の作品数はどれくらいあるのでしょう。

もちろん音声ガイダンスをお借りしましたが
さらに学芸員さんのギャラリートークもある日でしたので
最初に音声ガイダンスを利用して1時間半弱で自分で見学した後
絵はがきなどを購入して時間をつぶし,学芸員さんの登場を待って
1時間超のギャラリートークにお供させて頂きました[わーい(嬉しい顔)]

今回の作品では「下絵」「部分」がたくさんあったのですが、
下絵の書き方も、色の構想だけ、輪郭を描くもの描かないもの、水彩、ペン、パステル、鉛筆と
何度も何度も考えあぐねた作品を世に送りだしていること、
その下絵たちがすでにシャガールシャガール[かわいい]してることに感銘を受けます。
今回は特にモニュメント的な公共性の高い作品なので下絵が特別多いのかもしれませんが,
私は芸術家をあまりにも過信しすぎていて,下書きなんてさささっとしてしまって
ぴゃぴゃぴゃっっと思いつくままに描いてたくさんの名作を完成させているのが天才なんだろうよ
などと思っていましたので,意外な感覚でした。

舞台芸術を手がけていたことも、数多くのステンドグラスを手がけていたことも、
タピスリーや彫刻、陶器、モザイク画などの作品があることも驚きました。
万能なんですね。

また、ユダヤ人ならではの旧約聖書の世界の作品も、私がこれまで観てきた作品とは異なるので新鮮でした。
私のイタリアルネサンス至上主義をやや反省するほどに。。。

いや,まぁ私のなかではやっぱりイタリアルネッサンス一番大好きですけども。

今回の作品群では私はステンドグラスが一番好きでした。
ランス以外のステンドグラスも機会があれば観に行きたいです。
やっぱり旅行に行く前に観に行けていればよかったなーとも思いましたが,
イケメン学芸員さんのギャラリートークでひと味も二味もちがいましたので
この日にいけてよかったです。

ユダヤの偶像崇拝禁止。
歴史的にも言葉上でしか分かっておらず,なんのこっちゃと思っていましたが、
その影響を受ける作品を目の当たりにすると、それすらも素晴らしく思えます。
ユダヤ教にも興味をもってしまいそうです。


シャガール。
ファンタジーというか、
夢幻というか、
色彩が煌めく絵もあれば、
ほぼ同一色の絵画もあって。
そんなぼんやりしたイメージなのに
シャガールの世界ってみたら分かる。

重力がない世界
たくさんの人物や動物が描きこまれていて
でも
最高の笑顔はない。
憂いや無表情、ふたつの顔や半分の顔。微笑や動物に人間のような白目を描いたり。
絵自体をうまいと思わないし、雑にもみえる
のに
ひとつの作品として、シャガールができあがっている。

好きじゃないけど魅力的な絵です。

うーん、よかった。

鑑賞後は宮城県美術館のカフェでくつろいできました。
カプチーノがセット料金にならないのが残念ですが
シナモンとゆずのアクセントのあるカプチーノが大好きです。
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